学資保険の利率とは

学資保険に加入する際のポイントとして挙げられるもののひとつとして、「利率」があります。

学資保険においての利率というものは、学資保険の契約期間中に払い込んだ保険料の総額に対して、どれだけの金額を受け取ることができるのかというパーセンテージのことをいいます。

学資保険については、保障を厚くするか貯蓄率を高めるかというプランニングがあります。利率は、保障を極力少なくして必要最低限のものにすることによって高まっていくのです。どちらをとるかということです。

利率の高い学資保険商品というものには、子供の進学の節目といったタイミングで支給される「祝い金」のようなもの、親に思いがけない不幸があったときなどに支給される育英年金といったものはついていません。ですがそれだけ、満期の際に受け取ることのできる保険金の金額は大きなものになり、利率も高いものとなるのです。現在の制度では、どちらも高くということにはなりません。

学資保険の利率の変化

郵便局で提供していた学資保険をはじめとして、以前は保険料の支払額よりも保険金の受け取り額の方が多いような利率の良さは、学資保険として当たり前のようにもなっていました。

以前の郵便局の学資保険は現在かんぽ生命へと引き継がれていますが、現在では同じ保険商品が、いわゆる「元本割れ」の状態となっています。受け取ることのできる金額の方が少なくなっているのです。

この状況は、現在の経済状況を考え併せると、やむを得ないことであるのかもしれません。それでもソニー生命の商品など、貯蓄性を重視して利率がプラスになるように設定されている商品もあり、注目を集めています。学資保険でなくてもしっかり貯蓄することができれば良いのですが、やはり確保する資金の使途が明確になっていると、支払いをするにもモチベーションが違うというものです。

預金と学資保険の利率

学資保険に加入することによる利率がマイナスになる場合もあるという現状では、「学資保険離れ」を指摘する声もあります。

確かに定期預金を開設して貯蓄するなど、まとまったお金を貯めるための方策はいくつかあります。ただ、定期預金と学資保険を並列にして検討することには難しさがあります。それは、単純に資金を貯蓄するだけではなく、学資保険では定期的に受け取ることのできる一時金、子供や親に万が一のことがあったときのための保障といったものも設けられています。

現在定期預金にしても学資保険の利率にしても、プラスで1%台というものもあります。ただ、経済状態がいつまでも同じであると考えることはできません。保険が満期を迎える10数年後、20年後に同じ利率が維持されているかどうかということも考えて、保険商品を検討する必要があります。