学資保険の元本割れとは

学資保険などの保険商品について、「元本割れ」という状態があります。保険料として払い込んできたすべての金額の合計に比べ、保険会社から支払われた一時金や満期保険金の総額にあたる金額が少ないというものです。単純に考えると、お金の入りの面では「損」ということになってしまいます。

元本割れをするかしないかということは、学資保険商品への加入を検討する上でのポイントにもなります。純粋にただ学資金を少しでも多く貯めたいということであれば、とにかく元本割れをせずに貯蓄率が少しでも高い学資保険商品を選ぶ必要があるということになります。

ただ、学資保険商品の中には、保障を手厚くしていることによって貯蓄率が下がり、元本割れを起こしているという場合もあります。万が一のときの「安心」を含めて考えるものとして、元本割れがあるかどうかを考慮するということになります。数字として現れているものだけで保険商品について判断することはできないということです。

学資保険が元本割れする理由

学資保険商品を契約する際に、なんらかの理由によって元本割れが起こるという場合が生じます。

どうして元本割れとなるのかということには十分に注意しなければなりません。いろいろ保障がついているから仕方ないと安易に契約してしまうのではなく、設定されている保障内容に不必要なものが加わっていないかどうかといったことをしっかり確認する必要があります。

学資保険には、自分でカスタマイズして必要な保障だけを設定することができるという商品もあります。ほかの保険を契約していて既に保障の及んでいる内容が重複しないようにするなど、貯蓄率を上昇させるための工夫はいろいろとあります。わからないものをわからないままにせず、自分でも保険のことを勉強し、より条件の良い保障を手にするようにしましょう。

学資保険の元本割れを防ぐ

学資保険への加入を検討する際に、特に貯蓄性を重視したいというときには、元本割れは何とかして回避したいものです。

まずは満期までに支払うことになる保険料の金額と受け取る学資金の金額を比較します。どのくらいプラスになるのかという予定利率を確認しておくと、目安をつけやすくなります。

育英年金を付加する場合には、当然それだけ支払う保険料の金額が上昇します。その上で何事もなく満期を迎えることができた場合には、元本割れとなる可能性は高まることになります。

そのほか、子供の入院や手術についての保障特約をつけても保険料は増額となります。元本割れを防ぐためには、入院や手術の保障は保険料の安い医療保険などを利用してカバーするようにして、貯蓄性を確保することも一考です。